社団法人企業メセナ協議会 助成認定活動
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おおざっぱなあらすじ |
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箱庭で人形遊びに興じる少女。その少女の空想する世界で人形の男と女は生きていた。親の離婚を前に、少女は非情な運命を人形たちにも押し付ける。しかし人形たちは愛を守ろうと抵抗する。 果たして人形たちと少女の心に奇跡は起きるのか?
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もっと詳しいあらすじ |
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絵本から抜け出たような奇想天外で美しい町。川に人形のような女が流れ着く。男が助けた事により二人は親密になる。しかし女は何者なのか、どこから来たのか、なぜ手に糸を握っていたのか。女の記憶はなく、謎のままである。 男は女に仕事の仕方を教える。町は染織で栄え、いたるところに色とりどりの布がはためく。二人はその中で布を広げ、乾かす作業を続ける。町の向こうには大きな熊の形の樹木、墜落した飛行機の残骸、オーロラのように色めく空。時代やテクノロジーが不思議に交錯した光景だ。女はつぶやく。「私は人形。生まれ変わったら人になりたい」男はそれを否定する。「僕らは人さ」 男と女は町の時計塔のホールでワルツを踊り始める。飽く事なくくるくる回り続ける二人。優しい思いに溢れる幸福な時間。 その様子を上から見ている一人の少女。少女の周りには箱庭があり、操り人形が2体横たわっている。そう、今まで見てきた不思議な世界は少女の空想の産物、人形遊びの一部だったのだ。川のあった場所は水槽、熊の樹木はぬいぐるみ、飛行機はおもちゃ、オーロラの空はTVのモニターだった。 男は初めて自分が人形だったことを知り、ショックを受ける。そして人形であることを自覚したとたん、体から糸が伸びてくる。 少女の両親は離婚するため、母親の物は家から持ち去られることになっていた。その期限があと3日。そしてこの女の人形は、母親の骨董品マリオネットだった。少女は二人にも過酷な運命を押し付ける。「あと3日、それまでに奇跡が起こせなかったらあなた達ははなればなれよ」 男と女はそれから3日、苦しみ、相手を思い、悲しむ。結局奇跡は起きない。ついに3日経ち別れの時がきた。少女は女の人形を箱にしまう。しかしその箱のささくれに刺さり、少女が手を放したため、箱を水槽に落としてしまう。水槽に落ちた女の人形は苦しそうにもがく。そしてそれを見ていた男の人形に、ついに奇跡が起こる…。 |
こんなことが物語に込められてます |
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大切な人との突然の別離、それは事故だったり病気だったり、運命は 時として人に理不尽な試練を与えます。しかし人はそうなる時までその 相手の存在の大きさや自分の存在の意味に気付かなかったりするものです。 「相手を大切にする想い」、「守りたいという願い」の美しさを、こ の映画は描き出します。つらい運命を受け入れ、そこから打ち勝つのに必要なのは意思の強さであるとこの映画はうたっています。 |
こんなことがしたかった |
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「アートフィルム」という言葉を耳にしたことはありますか?芸術的な価値の高 い映画のことをそう呼びます。海外では数多く製作されていますが日本ではあま り目にすることはありません。製作をされても公開できる場所がほとんどないの です。加えて日本ではアートフィルムを評価できる土壌がないのです。 本企画の映画「マリオネット」は、日本にも世界に通用するアートフィルムを 作り得ることを証明し、日本国内にアートフィルム普及の起爆剤となることを目 指します。 |
これじゃだめだ・日本 |
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日本において経済的貧困こそないものの、文化的貧困は世界的にも見て最悪に 近いでしょう。アニメが海外で評価されていますが、引いた目で見れば、それは 宮崎駿という作家が評価されているにすぎず、それと対等に認知されている他の 芸術は皆無に近いのではないのでしょうか。 その背景には「芸術的」なものに日本人が苦手意識を持っているということが あります。芸術的なものをどう評価したらいいか分からないから、どう作ってよ いのかも分からない。文化的感性を養わなかった学校教育にも、現在の下劣な TVメディアにも責任があります。 今ショートムービー全盛の時代とうたわれていますが、芸術的な価値をそこに 問われるとどうでしょうか?内容があっても美学がない、美しくてもどこかで見 たものの真似である…。どんな場面でも日本では常に「芸術性」は二の次にされ、 重きを置かれずに切り捨てられてきました。日本人の芸術的感受性がずば抜けて いることを私達の祖先達は証明しているのに、現在のアート作品で世界に通用す る日本の作品はとても少ないのです。 現状を変えていかなければならないと久しく叫ばれていますが、それを実現するには本当に世界に通用する作品が作られなければなりません。本企画はその道 を研究してきた一流のアーティスト達によって結成されたプロジェクトです。 |
そしてどうなる? |
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本企画を発表したぐらいでは、日本にアートフィルムの新基準などは生まれ得ま せん。単発で終わらせる事なく、長期的に芸術性の高い映画をくり返し発表し続け ることで、アートフィルムの存在価値を浸透させてゆくのです。 総合芸術である映画というメディアが、リーダーとしてレベルの高い芸術性を示 すことにより、絵画・音楽・写真・舞台等の様々なアートシーンに刺激を与え、豊かな文化の再興を担います。 |
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「マリオネット」製作委員会
連絡先:TEL・FAX 03-3959-9159 email:marionette@no-work.com
171-0051 東京都豊島区長崎3-13-15 B05
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